先日、総合的な探求の時間に土井酒造場さんの蔵を見学させて頂きました。
参加したのは発酵食品をテーマに探究活動をしている生徒二人。
土井酒造場さんは昨年150周年を迎えた歴史ある酒蔵さんで、本校の美術部とも
パッケージデザインでコラボをしたご縁があります。
年末に酒粕をいただき、一度酒造りの現場を見てみたいという要望に
お忙しい中応えて頂きました。
到着し、歴史を感じる門構えや建物に緊張する生徒。
門をくぐると空気感が変わったように感じます。
蔵の中に入ると酒蔵特有のちょっと酸っぱいような香りが漂い、初めて見る機械や大きな容器に
興味津々です。
取締役にご案内いただき、酒造りの基本である米を洗うところから、麹造りの工程、発酵途中のお酒、しぼりたての生酒、工程中に出る汚水の処理施設まで、ご丁寧に説明していただきました。
見学の後は、頂いた酒粕を使って試したレシピを生徒から提案。ハンバーグのタネに混ぜ込んでみたり、ドレッシングに混ぜてみたり、どれも美味しくできたようで、酒粕の可能性を感じました。
地元に根付き、ご活躍を続ける企業さんとのつながりができてありがたく感じています。
今後もこのご縁を大切に、生徒たちの学びが深まっていくことを期待しています。
土井酒造場さん、ありがとうございました。